2014年1月31日金曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。

●町田康さんの猫シリーズ『猫にかまけて』 『猫のあしあと』
写真と文章で綴る、猫たちとの暮らし。小説とはまた違った町田さんの魅力が堪能できますよ。もちろん猫好きの方も、必読です。




●ジャン=フィリップ・テゥーサンの本
現代フランス語圏作家の中でも高い人気を誇る、ジャン=フィリップ・テゥーサンの本を、まとめて入荷しました。トゥーサンの作風に絶妙にマッチした表紙のイラストに、思わず手が伸びます。

 
 
●『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹(新潮文庫)
2月からの”英語で読書”でも取り上げる「かるくん、東京を救う」を含む6つの短編が収められています。
 
どれも設定は1995年2月、つまり阪神大震災と地下鉄サリン事件のはざまの時期なのです。後から振り返ると特別な意味合いを持ってくるこの時期を、どのように村上春樹は描いたのか。ぜひ皆さんの目で確かめてみてください。東日本大震災を経た今読むと、なおさら、感慨深く感じます。
 
 
 
 ●『モーラとわたし』 おーなり由子(新潮文庫)
私も小さなころは、モーラが側にいたのかな。
 
子どもにしか見えないもの、大人になって失うもの、いくつになっても変わらず胸にあるもの、そういったものことを思い出します。どこか悲しくもやさしい気持ちになれる一冊。
 
 
 
 ●『日日是好日』 森下典子(新潮文庫)
著者は、お茶を習い始めて25年。人生の折々、気がつけば、いつもそばに「お茶」があった。
 
でも、これは茶道の本ではありません。お茶を通じて、過去や未来ではなく「今」を味わうことの大切さを、しみじみと伝えてくれる名著です。感動。
 
 
 
その他にも、いろいろと入荷しておりますので、岡本にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿