最近の新入荷の一部をご紹介いたします。
●『暮しの手帖』秋・冬号コーナー
『暮しの手帖コーナー』に、冬号をどーんと出しました。秋・冬号コーナーに衣替えです。タイムリーな秋の暮しや、冬・年末年始の準備の先取りなど、暮しのヒントを見つけてください。もちろん、他の季節(春・夏)の号もご覧いただけますので、ぜひ。
●『石垣りん詩集 表札など』(童話屋)
個人的に、先日入荷のご紹介をした茨木のり子さんと並んで、2大カッコいい女性詩人だと思っている石垣りんさん。本当は、カッコいいなんて軟弱な言葉じゃ言い表せない強さ、たくましさ。定年まで銀行で勤めあげ、戦前から戦後まで家族を支えた石垣さんの人生そのものが強く胸を打ちます。
●『シネマと書店とスタジアム』沢木耕太郎(新潮文庫)
これ以上に完璧な組み合わせってありますか?だって、映画と本とスポーツですよ。
タイトルから十分予想していましたが、沢木さんの文章に視点、やっぱり良いです。全く持ちあげ記事じゃないところが、また良いなぁ。
● 津村記久子さんコーナー
しつこいですが、津村記久子さんコーナー、好評継続中です。過去の作品を読んでみたいという方、ぜひお手に取ってみてくださいね。(最近は、「趣味:津村記久子」と答えています。)
●『仕事文脈』全号、再入荷
当店一番人気のリトルプレス『仕事文脈』を創刊号から最新号(4号)まで、全号再入荷しました。
おそらくこれが最後の入荷となりますので、ぜひお手に取ってみてくださいね。
● 『タイム・シップ 上・下』バクスター(ハヤカワ文庫)
あのウエルズの名作「タイム・マシン」の公認続編!
SF小説って、究極の風刺小説じゃないか、と最近よく思います。このタイム・シップも、壮大な時間旅行SFであると同時に、痛烈な反戦小説でもあると感じました。
ウエルズを読んでいなくても十分楽しめますので、ぜひ。
とうとう、びすこ文庫もラスト一週間をきりました。
この他にもいろいろと新入荷していますので、岡本にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。