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2014年10月7日火曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。

●『暮しの手帖』秋・冬号コーナー
『暮しの手帖コーナー』に、冬号をどーんと出しました。秋・冬号コーナーに衣替えです。タイムリーな秋の暮しや、冬・年末年始の準備の先取りなど、暮しのヒントを見つけてください。もちろん、他の季節(春・夏)の号もご覧いただけますので、ぜひ。




●『石垣りん詩集 表札など』(童話屋)
個人的に、先日入荷のご紹介をした茨木のり子さんと並んで、2大カッコいい女性詩人だと思っている石垣りんさん。本当は、カッコいいなんて軟弱な言葉じゃ言い表せない強さ、たくましさ。定年まで銀行で勤めあげ、戦前から戦後まで家族を支えた石垣さんの人生そのものが強く胸を打ちます。



●『シネマと書店とスタジアム』沢木耕太郎(新潮文庫)
これ以上に完璧な組み合わせってありますか?だって、映画と本とスポーツですよ。
タイトルから十分予想していましたが、沢木さんの文章に視点、やっぱり良いです。全く持ちあげ記事じゃないところが、また良いなぁ。

 
 
● 津村記久子さんコーナー
しつこいですが、津村記久子さんコーナー、好評継続中です。過去の作品を読んでみたいという方、ぜひお手に取ってみてくださいね。(最近は、「趣味:津村記久子」と答えています。)
 
 
 
●『仕事文脈』全号、再入荷
当店一番人気のリトルプレス『仕事文脈』を創刊号から最新号(4号)まで、全号再入荷しました。
おそらくこれが最後の入荷となりますので、ぜひお手に取ってみてくださいね。
“仕事を考える小さい雑誌”、今を生きるヒントでいっぱいです。

仕事文脈のご紹介は↓
http://biscobunco.blogspot.jp/2014/05/vol4.html
 
 
 
● 『タイム・シップ 上・下』バクスター(ハヤカワ文庫)
あのウエルズの名作「タイム・マシン」の公認続編!
SF小説って、究極の風刺小説じゃないか、と最近よく思います。このタイム・シップも、壮大な時間旅行SFであると同時に、痛烈な反戦小説でもあると感じました。
ウエルズを読んでいなくても十分楽しめますので、ぜひ。
 
 
 
 とうとう、びすこ文庫もラスト一週間をきりました。
この他にもいろいろと新入荷していますので、岡本にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。


2014年9月26日金曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。

●『倚りかからず』茨木のり子(筑摩書房)
茨木のり子さんや石垣りんさんの詩を読むと、頭をガツンと殴られたような気分になります。
自分のひ弱さを思い知らされるんですね。かっこええわぁ。

 
 
●『鍵のかかった部屋』ポール・オースター、柴田元幸・訳(白水Uブックス)
やっぱり、オースターめちゃくちゃ面白いな、と再確認した1冊。
他者と自身の境界がどんどん曖昧になって、くらくらします。
柴田さんの訳、というだけでも間違いないです。
 
 
 
●津村記久子さんコーナー
随時、津村記久子さんコーナーに、入荷しています。今回は、当店初入荷のタイトルも複数。
 
 
もちろん津村さんコーナーには、他の著作もたくさんありますので、ぜひお手に取ってみてくださいね。
 
 
 
●お仕事コーナー
最近、仕事って何だろう、とよく考えます。仕事や働き方に迷ったら、この「お仕事コーナー」辺りをのぞいてみてください。思わぬヒントが見つかるかも。


そして、仕事と言えば、仕事を考える小さいざっし『仕事文脈』もおススメです。創刊号から最新号(vol.4)まで揃ってますので、ぜひー。

『仕事文脈』のご紹介は↓ 
http://biscobunco.blogspot.jp/2014/05/vol4.html


●お料理の本いろいろ
いろいろなシチュエーションに使えそうです。日々の献立のヒントにいかがですか?
お得な100円均一コーナーにもたくさん入荷してます◎


 
今回は、詩集に、海外文学、鉄板の津村さんに、お仕事の本、お料理の本、とバラエティ豊かなラインナップになりました。
 
この他にもいろいろと新入荷していますので、岡本にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。


2014年9月15日月曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。

●『十八歳』谷川俊太郎・詩、沢野ひとし・絵(集英社文庫)
谷川さんの若かりし日の詩に、沢野さんがイラストを付けた、何とも贅沢な1冊です。もう、これ以上の組み合わせはないでしょう。パラパラめくっているだけで、心が豊かになる気がします。


●暮しの手帖コーナー
昼間は暑い日も多いですが、朝晩めっきり涼しくなって秋を感じる今日この頃です。ということで、暮しの手帖コーナーに秋号をどーんと出してます。もちろん、その他の季節(春・夏・冬号)もたくさん取り揃えていますので、ぜひお手に取ってみてくださいねー。



●津村記久子さんコーナー
最近、津村記久子さんのことばかり書き過ぎ、とよく言われますが、とうとう津村さん単独のコーナーを作ってしまいました。 当店一押しを聞かれれば、迷わず、津村さん、と答えます。


   
 
このコーナーには、日々新入荷・再入荷がありますので、ぜひのぞいてみてください。
 


●星野道夫さんの本
星野道夫さんの本も、随時、新入荷&再入荷しています。出窓の星野さんコーナーにも、たくさん常備。オープン以来、ずっと当店定番の星野道夫さんです。

 



また、本ではないですが、当店唯一のオリジナルグッズ、びすこ文庫ノートを再入荷しました。御影倶楽部さんの手すき紙製で、リフィルも可です。手作りで少数ずつの入荷となるため、ご興味のある方、お早めにどうぞ◎



この他にもいろいろと新入荷していますので、岡本にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

2014年8月30日土曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。

●『恋する日本語』小山薫堂(幻冬舎文庫)
「あえか」「紐帯」「那由他」「玉響」など、耳にしたことはあるけれど、意味がよくわからない日本語ってありますよね。そんな言葉たちの解説をショートラブストーリーにして紹介してくれます。辞書で調べるよりずっと、日本語の美しい響きが心に残ります。これぞ、物語の力ですね。一つ一つに添えられたソリマチアキラさんの絵も素敵です。



●池澤夏樹さんのルポ
私は、池澤さんの小説がとても好きなのですが、エッセイやルポルタージュも同じくらい好きです。つまり、池澤さんの文章が好きなんでしょうね。
この『ハワイイ紀行』や『パレオマニア~大英博物館からの13の旅~』も、視点が明確で非常に面白く、興奮しながら読んだのを覚えています。実際には行っていなくても、自分が現地へ赴いたかのような錯覚を覚えられるのも嬉しいです。



●絵本いろいろ
まとめて入荷しました。絵本を読むと、厚かましくも童心に帰った気になります。でも、絵本って、大人が読んでもホント良くできてますよねー。子どもたちだけのものにしておくのは、もったいないです。みなさん、ぜひお手に取ってみてください◎



●『umifune(ウミフネ)』(migratory bird book) (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
下関・関門海峡から、素敵なリトルプレスが届きました。
「船ウォッチング」のすすめ、なんて、そんな楽しみ方があったんですね。
私も、関門海峡に行って「船ウォッチング」したくなりましたが、とりあえずは、神戸港に船を見に行こうかな、と思います。

世界各国の船の写真のみならず、船に掲げられている旗の意味や(いろいろな国籍が入り混じる船たちは、言語の違いに阻まれないよう旗で会話するそう)、汽笛の聞き分け方など、ほー、と初めて知る船の豆知識も楽しいですよ。




●『MOON PLANNER』 (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
前回大好評をいただいた、月の満ち欠け手帳『MOON PLANNER』の後半分(9月24日スタート)を入荷しました。お問い合わせいただいた皆様お待たせ致しました。

MOON PLANNERでは、新月と満月からページが始まり、一般的な曜日や12ヶ月のフォーマットを一切無視したレイアウトになっています。興味を持たれた方、ぜひ店頭でお手に取ってみてください。 http://moonplanner.jp/



この他にもいろいろと新入荷していますので、岡本にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

2014年7月26日土曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。

●『小澤征爾さんと、音楽について話をする』小澤征爾×村上春樹(新潮社)
村上春樹氏の企画・構成による小澤征爾氏へのインタビューをまとめたこの本、音楽への造詣が深い方はもちろん、あまり詳しくないという方にも、楽しめる1冊です。
それは、村上氏のインタビュアーとしての力量に負うところも大きいのではないでしょうか。素晴らしい聞き手だと思います。
ジャンルは異なれど、第一線にいる二人のお話は、本当に面白いです。



●穂村弘さんの本たち
短歌が本業の穂村さんですが、エッセイも、独特の感性と筆致で大好きです。読んでいると、どこまでが現実で、どこからがフィクションなのか分からなくなったり、言葉への感度にハッとさせられたり、思わず笑ってしまったり、毎度してやられてます。ほんと多才な人です。頼りない草食系男子のように見せておいて、実は全て計算ずくなんじゃないかと疑っています。



●松浦弥太郎さんの本たち
「暮しの手帖」編集長でもある松浦さん、その柔らかな物腰と、物事に対する丁寧な眼差しに、ファンも多いですよね。若いころのハングリーさも、現在のしなやかさも、どちらも素敵です。



●服部みれいさんの本たち、murmur magazine
あたらしい時代を生きるためのあたらしい意識について発信を続けている服部みれいさん。みれいさんの言葉を生活の指針にされている女性も多いですよね。“冷え取り”なんて、ほぼ社会現象なのでは?
この機会にぜひどうぞ◎



●『星の王子さま』いろいろ、『ちびくろさんぼ』、『ムーミン』、『くまのプーさん』など
各種児童書を入荷しました。お子様はもちろん、大人が読んでも楽しめるのが名作の所以ですね。「星の王子さま」は、私も好きな作家の、池澤夏樹さんや倉橋由美子さんが訳しているバージョンもあって、読み比べるのも楽しいです。それにしても、豪華な訳者陣だなー。


今回は、インタビュー本に、エッセイに、児童書など、ジャンルも様々となりました。

この他にもいろいろと新入荷していますので、岡本にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

2014年7月13日日曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。


●『屋久島ヒトメクリ』(ArBor出版) (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
満を持して、屋久島発のリトルプレス登場です。

どのページをめくっても、観光だけでは見えてこない、屋久島の生の情報で溢れていて、屋久島に行きたくてたまらなくなります。バックナンバーも併せて入荷してますので、ぜひお手に取ってみてください。



●『やりたいことは二度寝だけ』津村記久子(講談社)
最近、津村さんネタが多めですが、このエッセイ集も鉄板です。
このタイトルと、表紙のイラストを見ただけで、面白くないはずがない、と思いませんか?
その予感は的中します。

私は別に、津村さんの面白いところだけが好きなわけではないのですが(小説に心救われたことも何度も)、これはとにかくヤバイです。毎日寝る前に一つ二つ読んで寝ると、笑顔でお布団に入れます。



●『巡礼者たち』エリザベス・ギルバート(新潮文庫)
シンプルな文体で心に響く短編12作が収められています。そのどれもが、ものすごく印象深い。
短編集なので、1つの作品は短時間で読めますが、しばらく間を置かないと、次の作品に入れません。それくらい一つ一つの作品の持つ力が強いです。一つ読んで深いため息を付き、そしてまた次の作品でもため息。
短編というものが持つ力を思い知らされました。



●星野道夫さんの本
アラスカ写真家・星野道夫さんの本をまとめて入荷しました。どれも、手元に置いておいて何度も読み返したい(眺めたい)本ばかりです。ぜひ店頭でお手に取ってみてください。



●『ダメをみがく~“女子”の呪いを解く方法~』津村記久子、深澤真紀(紀伊國屋書店)
再入荷しました。これ、名著やと思います。
最近は、しんどくなると、この本の中でお二人が語っていた言葉を、思い出す頻度がかなり高いです。社会や周りの人たちから、知らず知らず課せられていた物事に対して、こんな風なかわし方、やり過ごし方があるのか、と目からウロコでした。どれを読んでも同じようなことが書いてある自己啓発系の本に疲れた方におススメです。

津村さんがあとがきで書いていた“すべての人にとって、世の中が少しでも働きやすく生きやすい場所になることを、いつも願っている”という言葉。小説でも、エッセイでも、津村さんのこのスタンスに、私はいつも救われています。


 
 
今回は、屋久島リトルプレスに、星野道夫さんに、津村記久子さん、新潮クレストブックスの文庫版など、いつにも増して店主おススメのラインナップとなりました。
 
この他にもいろいろと新入荷していますので、岡本にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

2014年6月27日金曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。


●『西加奈子と地元の本屋』(140B) (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
この本の作成にかかわった沢山の方々の、本や書店や地元に対する愛情のたっぷりつまった1冊です。
西さんのファンであってもなくても、いやむしろ西さんのファンでない人にこそ読んで欲しい。
この内容と密度で税込380円は、安すぎです!



●『季刊リトケイ 09号』(離島経済新聞)  (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
島人・島ファン必読、日本の有人離島専門のタブロイド紙 『季刊リトケイ』の最新号(9号)を入荷しました。今号の特集は、「離島観光特集」。作家・池澤夏樹さんへのインタビューもあります。

 毎号『季刊リトケイ』は、版形やデザインがものすごくカッコいいのですが、この9号には、全離島のカタチを集めた離島データ・ポスターが付いてます。
バックナンバーも同時入荷していますので、ぜひ店頭でお手に取ってみてください。



●『文具の友』(さかだちブックス) (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
東海三県の文具屋店主が集まって、文具についてあれこれ語ったり、工場見学に出かけたりしながら、文具のいろいろを1冊にまとめた本当に楽しい本です。
文具大好きの方も、文具初心者の方も、ぜひ手に取ってページをめくってみてください。とにかく楽しいことだけは、請け合いです。


●『弁当と傘 vol.4』(弁当と傘編集室) (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
兵庫県・但馬地方発のリトルプレス『弁当と傘』の最新号(vol.4)を入荷しました。ファンも多く、“べんかさ”の新しいやつ入ってないんですか?と何人かの方に、問い合わせをいただいていましたが、お待たせしました。創刊号からのバックナンバーと併せて、入荷いたしました。

この『弁当と傘』、但馬地方のなんでもない日常、でもだからこそ大切で愛おしい日常、そんな日々の風景をそのまま切り取ってきたような、素朴で温かいリトルプレスです。そこで生きる人々の息遣いまで聞こえてきそうな地元への密着感が、とっても魅力的です。ぜひお手に取ってみてください。




●『私の死亡記事』 文藝春秋・編(文春文庫)
すごいタイトルですが、この本なんと「ご自身の死亡記事を書いて下さい」という大胆無謀な企画に、各界102人が応えてできたという代物。

それにしても、文藝春秋、よくこんな依頼したな、とその勇気に敬意を払いたいです。死に様って、その人の生き様を映す鏡なのでしょうか。生前に考えられた自身の死に方というのは、その人の死生観を表わしていて、すごく興味深いです。




●『いぬ占い』友野拳太(アーリストインターナショナル)
動物を使った占いは、いろいろあると思いますが、この「いぬ占い」のすごいのは、めちゃくちゃ設定が細かいこと。「血液型」や「星座」だけでなく、「出身地(県別!)」や「兄弟構成」まで診断に使います。ちなみに、私の結果は、「宇宙犬」で、“世の中には実在しない犬”とのこと。。。これは特殊な例で、他は「ポメラニアン」や「ダックスフンド」、「チワワ」など、普通の犬種ですので、ご安心を(?)。これ、かなり当たります。だまされたと思って、一度お試しください。




この他にもいろいろと新入荷していますので、岡本にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

2014年6月13日金曜日

出店者さん(神戸会場)の箱紹介:  「初めまして古本市」6/1~6/15

6/1(日)から始まった「初めまして古本市」も、いよいよ佳境に入ってまいりました。せっかく参加店さんが、それぞれに個性豊かな本たちをセレクトをしてくださっているので、一店ずつご紹介させてください。(順不同ですが、何となく本の到着順です。)

途中入れ替えや追加もあり、日々、写真とはラインナップも変わっていますが、面白い箱が揃っていることを感じてもらえましたら幸いです。

駒鳥姉妹店】(大阪・天神橋)


お名前通り、見事に“鳥”の本で揃えてくださいました。
鳥の本、と一口で言っても、図鑑や絵本に、観察記など、これほどバラエティがあるのか、と新しい発見があること請け合いです。
(初日に早速、日本野鳥の会・会員の方が、買ってくださってました^^)
可愛らしくも渋い、鳥のぬいぐるみもありますよ。こちらは、“かけす”、“三光鳥”、“きつつき”の3種類。早い者勝ちです!

ホムホム】(京都・五条)



私は以前から、ホムホム・うめのさんの肩肘張らない、でも本好きにはたまらない絶妙なセレクトが大好きでした。今回そんなホムホムさんの本が当店に並んでいるのがとっても嬉しいです。
今なら、うめのさんが編集した小鳩ケンタさん詩集『檸檬のピーチ』もありますよ。併せてお楽しみください^^

居留守文庫】(大阪・文の里)



お店でもそれ以外の場所でも、本当にいろいろと面白い試みをされている居留守文庫さん。今回の古本市でも、いくつも仕掛けが。というのも、居留守文庫さんには、唯一、京都と神戸の両会場に出品いただいていますが、両会場に足を運んでいただくための仕掛けや、居留守文庫さんのお店(大阪)を含めて、三都をめぐっていただくための仕掛けがあります。ぜひ、箱の中から、その仕掛けを見つけ出してくださいね。更にもうひとつ、古本市が終了しないと判明しない実験まで(!)。これは、両会場をまわっていただくと、気付かれる方もいるかなー、どうかなー。箱の中身も、お店同様、カッコいいセレクトです!


ヨゾラ舎】(京都・市役所前)



この3月に営業を始められたばかりのピッカピカの古本屋さん。ですが、セレクトは渋いですよー。お店では中古音盤と古本を扱ってらして、お得意の音楽関係の本はもちろん、古本好きには垂涎ものの良質な本が並んでます。今回出品いただいた本からも、充分それを感じていただけると思います!

マヤルカ古書店】(京都・西陣)



ラストは、この古本市の京都会場でもある「マヤルカ古書店」さん。お店では、古本だけでなく雑貨、郷土玩具やこけしなども扱ってらして、暮らしに寄り添うとっても素敵な空間です。今回の出品もそんなお店の雰囲気を感じさせてくれるような、すっと心に沁み込む良い本が揃ってます^^

(店主さんご自身による紹介は、こちら→

15日(日)の最終日まで、残り日数わずかです。
残り福を求めて、みなさま是非お越しください!!

2014年6月7日土曜日

新入荷本のご紹介

最近の新入荷の一部をご紹介いたします。

●『ネガポ辞典』(主婦の友社)
どんなネガティブな言葉も、とにかくポジティブに変換してくれる辞典。
個人的には、「オンチ」→ 「誰にも真似できないアレンジ」、がツボです。
こじつけでも、無理やりでも、こうやって捉え方を変えるだけで、意外に効果ありますよ。



●『檸檬のピーチ』 小鳩ケンタ コバトレーベル (古本ではなく、新刊のリトルプレスです。)
ななつきぐもメンバーのお一人、小鳩ケンタさんの詩集『檸檬のピーチ』の取り扱いを始めました。
びすこ文庫で詩集を扱うのは初です!しかも、編集はホムホムのうめのさん、デザインはSKKYさん、というご縁を感じずにはいられない陣営。asaruさんの絵もとっても素敵なので、ぜひお手に取ってみてください^^


●『エルマガジン』バックナンバー
そこそこまとめて入荷しています。
今読んでも、やっぱりエルマガおもしろいなー。さすが関西が誇る雑誌。復刊を熱望している方も多いですよね。



●津村記久子さんの本
最近のマイブーム、津村記久子さんの本をたくさん入荷しました。

こんな地味な設定で、これほど心に響く小説を書けることが、本当にすごい。しかも、大げさな表現なんて一つも使わず。淡々と書かれているのに、何度もうっ、と胸がつまってしまう。
そして、笑いのセンスが絶妙。津村さんの文章を読んでいると、がはは、と笑うのではなく、知らぬ間に、にたにたしている。めっさ、おもろいです。

こういう人の本が、芥川賞を取った『ポトスライムの舟』以外にも、もっともっと売れてベストセラーとかになる日が来るといいな。ならない方がいいのかな。秘かに熱烈なファンはたくさんいると思いますが。



また、本ではありませんが、御影倶楽部さんのタンブラーを限定入荷しました。
カラフルな手漉き紙の柄で、すっごくかわいいです。写真より実物の方が風合いが分かっていただけると思うので、ぜひ店頭でご覧下さい。1個700円で、今ならなんと花隈の“カフェすいらて”さんのコーヒーチケットが付いてきます!めっちゃお得ですよ。早いもの勝ちです^^



初めまして古本市」の期間中にも、続々と新入荷しております。
岡本にお越しの際は、是非お立ち寄りください。