最近の新入荷の一部をご紹介いたします。
●『小澤征爾さんと、音楽について話をする』小澤征爾×村上春樹(新潮社)
村上春樹氏の企画・構成による小澤征爾氏へのインタビューをまとめたこの本、音楽への造詣が深い方はもちろん、あまり詳しくないという方にも、楽しめる1冊です。
それは、村上氏のインタビュアーとしての力量に負うところも大きいのではないでしょうか。素晴らしい聞き手だと思います。
ジャンルは異なれど、第一線にいる二人のお話は、本当に面白いです。
●穂村弘さんの本たち
短歌が本業の穂村さんですが、エッセイも、独特の感性と筆致で大好きです。読んでいると、どこまでが現実で、どこからがフィクションなのか分からなくなったり、言葉への感度にハッとさせられたり、思わず笑ってしまったり、毎度してやられてます。ほんと多才な人です。頼りない草食系男子のように見せておいて、実は全て計算ずくなんじゃないかと疑っています。
●松浦弥太郎さんの本たち
「暮しの手帖」編集長でもある松浦さん、その柔らかな物腰と、物事に対する丁寧な眼差しに、ファンも多いですよね。若いころのハングリーさも、現在のしなやかさも、どちらも素敵です。
●服部みれいさんの本たち、murmur magazine
あたらしい時代を生きるためのあたらしい意識について発信を続けている服部みれいさん。みれいさんの言葉を生活の指針にされている女性も多いですよね。“冷え取り”なんて、ほぼ社会現象なのでは?
この機会にぜひどうぞ◎
●『星の王子さま』いろいろ、『ちびくろさんぼ』、『ムーミン』、『くまのプーさん』など
各種児童書を入荷しました。お子様はもちろん、大人が読んでも楽しめるのが名作の所以ですね。「星の王子さま」は、私も好きな作家の、池澤夏樹さんや倉橋由美子さんが訳しているバージョンもあって、読み比べるのも楽しいです。それにしても、豪華な訳者陣だなー。
今回は、インタビュー本に、エッセイに、児童書など、ジャンルも様々となりました。
この他にもいろいろと新入荷していますので、岡本にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
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