最近の新入荷本の一部をご紹介いたします。
●『昨夜のカレー、明日のパン』 木皿泉(河出書房新社)
人気の夫婦脚本家、木皿泉さんの初小説。本屋大賞ノミネートでも話題ですね。
さすが脚本家だけあって、言葉の持つ力を大切にされていることが分かります。登場人物のセリフのひとつひとつが心に残るとても素敵な連作長編です。
高山なおみさんもゲスト参加しているエッセイ集『二度寝で番茶』も入荷してます。
●旅の雑誌など
coyoteや、考える人、BRUTUSなど旅にちなんだ特集の号をいろいろ入荷してます(星野道夫さん特集も!)。
その他にも、この店に合いそうな本を、と沢山持ってきてくださって、本当に嬉しいです。ありがとうございます!
●上の雑誌の中から1冊。『coyote No.34 Jan. 2009』
特集は「たったひとりのアラスカ」ということで、私も大大大好きな星野道夫さんがどーんとクローズアップされてます。この号、星野道夫ファンなら垂涎ものの内容ですよ。
星野さん縁の方々が多数登場し、アラスカに星野道夫トーテムポールが建つまでのストーリーや、料理家・枝元なほみさんがアラスカ料理を作るコーナーも。星野さんのトーテムポールが見たくてアラスカまで行ってしまった私には、宝のような1冊です。
いやー、本当にいい特集。またアラスカに行きたくなりました。
●『インド旅行記1 北インド編』 中谷美紀(幻冬舎文庫)
女優・中谷美紀さんが単身インドに乗り込んだ38日間のバックパッカー旅の記録。
旅というのは、女優とかそういった普段の肩書を全部取っ払ってしまうものなんだなーと改めて感じました。自分を再確認するというか。だからいろいろ大変な目に合っても、懲りずに人は旅に出るのかもしれません。
●『イスタンブールのへそのゴマ』 フジイ・セツコ(旅行人)。
旅行でトルコに興味がわき、もっと知りたいという理由だけでトルコに移住してしまった著者の生活が、楽しいイラストと文章で綴られています。
読んでいると、毎日大変そうなのに、なんだかとっても楽しそうなのです。周りを納得させる理由というのは難しいけれど、大きな決断をするときって、案外そんなものなのかもしれないなー。
その他にも、いろいろと入荷しておりますので、岡本にお越しの際は、是非お立ち寄りください。
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