2013年7月18日木曜日

夏葉社のあの方が!

昨日の、ワールドエンズガーデンさんでの店番終了後、店内でくつろいでいたところ、まさかのあの方が来店されました。そう一人出版社で、素晴らしい本を次々世に送り出されている夏葉社の島田さんです。まさかまさかの出会いに、感激しているところ、まだ本屋さんに並ぶ前の夏葉社・新刊「本屋図鑑」の見本を見せていただき、さらに感激!
「島田さんにお会いすると、ご本人のファンになってしまいますよ」と聞いていましたが、まさにその通り、その謙虚で柔らかな物腰に、私も一瞬でファンになってしまいました。一人出版社のご苦労や、「本屋図鑑」制作の裏話なども聞くことができ、本当に嬉しい出会いでした。

そして、 「本屋図鑑」。素晴らしい本です。島田さんご本人が、47都道府県すべての本屋さんをめぐり、その際撮られた写真をもとに、全店、写真ではなくイラストでの紹介なのです。本屋さんへの愛情たっぷりの文章と、緻密で温かいイラストに、1ページ1ページ、じ~んとしてしまう本です。これだけの思いのこもった本に、心動かされないわけがない。絶対に売れます!
来週初めには、ワールドエンズガーデンさんにも並ぶそうなので、是非お手に取ってみてください。早いもの順ですよ!!









そして、こんな素晴らしいお話の後になんですが、ワールドエンズガーデン店内の“びすこ文庫棚”も、日々、地味~に入れ替え、追加してます。本屋図鑑のついでにでも、覗いてやってくださいm_ _m

 
 

*びすこの読書ノート*
ヘビとトカゲ きょうからともだち 」 ジョイ カウリー (), ガヴィン ビショップ (イラスト),もりうち すみこ (翻訳) アリス館 2011

これ、児童書と思って、あなどってはいけません。大人こそ読むべき本なのかも。ヘビとトカゲの友情物語15篇が収められているのですが、1篇1篇、考えさせられます。そのうちの1篇 “おみせ はじめます”では、商売というものの根本について、思いを馳せました。その商売をやってる本人が楽しまなくちゃお客様が楽しんでくれるわけがない。そんな当たり前のことに気付かされ、どれだけ経営的に苦しかろうが、忘れちゃいけないことだと、自戒の念も込め、心に刻みました。


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