明日から8月ということで、ワールドエンズガーデンさんに設置させていただいている “びすこ文庫棚” の中身をガラッと一新してきました~
8月のびすこ文庫棚の目玉は、何といっても、「暮しの手帖」特集です。ダダン!
主に70年代(第2世紀)のものを取り揃えております。私は、暮しの手帖の、特に第2世紀が大好きなのです。今見ると、毎号、毎号、めちゃくちゃシュールで面白くて、パラパラめくる度に、爆笑してしまいます。各メーカーの電化製品を徹底的に使い比べて、最終的には、けちょんけちょんに言ったり、子供の運動靴をこれまた徹底的に比べて(実際に履いて比べるんですよ)、どこのメーカーのものが1番!と言い切ったり。こんなの今やったら、許されないですよね。これは時代のせいなのか、広告を入れない、という暮しの手帖のスタンスがなせる技なのか。そのほか、紙面で紹介されているファッションや、お料理も、切り口がこれまた面白くて。パラパラ立ち読みするだけでもいいので、是非一度覗いてみてください^^
そして、目玉の2つ目は、びすこ文庫の現代女性作家2大推し、“川上未映子&西加奈子”特集。じゃじゃん!
お二人とも、関西出身の作家さんで年齢も30代半ばと同じくらい。大阪弁による小説もありますし、それが読みにくいな~と感じる方は、標準語で書かれた小説から入るのも手かもしれません。また小説やエッセイ集だけでなく、特集記事が組まれた雑誌なども揃えています。それぞれの方の手に取りやすいものから、まずはお二人の魅力に触れていただきたいと思います。こちらも是非!
その他にも、“珠玉のエッセイ”特集や、リトルプレスも少しあります。
エッセイの方は、名作と呼ばれる渋いものから、気軽に読んで笑えるものまで、こちらも、手に取りやすいものからどうぞ。
ではでは、8月のびすこ文庫棚の始まりです。
どうぞワールドエンズガーデンさん共々、ご贔屓に。
(8月4日(日)はお昼過ぎから、お店番もします。)
よろしくお願いいたします。
*びすこの読書ノート*
「恐竜の飼いかた教えます」 ロバート・マッシュ(著)、別役実(訳) 平凡社 1986
恐竜好きには、たまりません。動物園に行ってサイを見ると、どうしてもトリケラトプスに見えて、興奮しまくる私にはうってつけの本です。タイトルで既にやられました。中身も、本当に真面目に、様々な種類の恐竜の飼い方が解説されており、超・超シュール。最近、自分がシュールなものに惹かれると気付きました。今では、新版も出ているようですが、私はこの写真のバージョンの方が圧倒的に好きです。
そっかぁ、プテラノドンは、飼うには適さないのかぁ、残念。
0 件のコメント:
コメントを投稿