(びすこ文庫で取り扱いのあるリトルプレスのご紹介です。)
季刊 日本で最も美しい村 vol.5 AUTUMN 2013
「秋田県 東成瀬村」 300円(税込) 2013年10月24日 発行
みなさん、「日本で最も美しい村連合」って、ご存じですか?
昨今の市町村合併により、小さくても素晴らしい地域資源を持つ村の存続や、美しい景観の保護などが難しくなっていることを憂慮し、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観・文化を守る運動をしているNPO法人です。
この連合に加盟するには、人口がおおむね1万人以下であることや、一定の地域資源があること、美しい景観に配慮したまちづくりを行っていることなど、いくつかの条件をクリアする必要があり、そうした条件をクリアした農山村からなる「日本で最も美しい村連合」をフューチャーした新聞、それが『季刊 日本で最も美しい村』です。
毎号、特定の村を取り上げて特集が組まれていますが、最新号vol.5で取り上げられているのが、「秋田県 東成瀬村」。森や川など豊かな自然以外にも、“東成瀬村の「教育力」”や、“マタギ料理と家庭料理”の紹介なんていう、面白い記事もあります。
1部300円という低価格ながら(vol.0~vol.2までは150円!)、実に凝ったつくりで、今号の色鮮やかな表紙では、連合のロゴマークが「おこし」で作られているのです。これまでの号では、「お豆腐」だったり、「ゼリー」だったり、「お米」だったりと、その作成と撮影だけでもすごい労力では、と感心してしまいます。
そんな作り手の思いが伝わってくるような『季刊 日本で最も美しい村』、ぜひ紙面をめくってみてくださいね。びすこ文庫では、創刊号のvol.0からvol.5まで、すべて取り揃えていますので、美しい表紙を見比べるだけでも、楽しいですよ。
vol.5 目次
秋田県東成瀬村
すずこやの森
東成瀬村の「教育力」
人は人のシャワーを浴びて成長する
ふるさとに自分ができること
マタギ料理と家庭料理
東成瀬村佐々木村長のお話
南小国の起爆剤 百姓いっき
2013 フェスティバル in 海士
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(編集室ウェブサイトより)
近年、日本では市町村合併が進み、小さくても素晴らしい地域資源を持つ村の存続や美しい景観の保護などが難しくなっています。私たちは、フランスの素朴な美しい村を厳選し紹介する「フランスで最も美しい村」活動に範をとり、失ったら二度と取り戻せない日本の農山村の景観・文化を守る活動をはじめました。名前を「日本で最も美しい村」連合と言います。
私たちは、小さくても輝くオンリーワンを持つ農山村が、自らの町や村に誇りを持って自立し、将来にわたって美しい地域であり続けるのをお手伝いします。具体的には、「日本で最も美しい村」のシンボルマークを、日本のみならず世界的にも観光地や文化地域としての目印にするのが目標です。フランスでは既にガイドブックや地図に載るほど有名な活動に成長しています。自然と人間の営みが長い年月をかけてつくりあげた小さな、本当に美しい日本は、いまならまだ各地に残されています。それらを慈しみ、楽しみ、そして、しっかりと未来に残すために。
自らの地域を愛する皆さんにご協力いただきながら、2005年10月に7つの村からスタートしました。
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