記念すべき初イベントをお願いしたのは、朗読グループななつきぐもさん。オープン前に開催したABC古本市のイベントでもお世話になり、現在店内で「ことばのてんじ」をしてくださっている西村ゆりさんは、ななつきぐもメンバーのお一人でもあります。そんな、びすこ文庫ともゆかりの深い、ななつきぐもさんに是非、とお願いして今回の朗読会が実現しました。
まず心配したのは、スペースの問題。何しろ6畳一間の、本屋としては極狭な店内で、どのようにお客様に座っていただくか、フロアプラン(?)に頭を悩ませました。真ん中にどーんと本棚があり、かなりの重量。これを動かすのは無理、と判断して、店の半分のみをイベントスペースとして使うことに決めました。
ななつきぐものお二人にも朝早めに来ていただいて、3人で本箱の大移動。何とか、お客様に座っていただくスペースを確保して、ほっと一息。狭くはありますが、かえって他の場所ではあり得ないほど、間近で朗読を聞いていただける機会となりました。
お客様が来られるまでの少しの時間を利用して、練習する二人 |
そして、11時を少し過ぎた頃、朗読会がスタート。
何より良かったのは、お天気がとっても良かったこと。ななつきぐも初の、朝の朗読会ということでしたが、暖かな日差しが差し込む窓辺での、ゆったりした時間となりました。
窓から朝の日差しが差し込む中での朗読会 |
終始ゆったりと和やかな雰囲気で進んだ会でしたが、ラストの山場、今回の展示のテーマにもなっている「家族」についての朗読と歌の場面では、感動でちょっとうるうるしてしまいました。
素晴らしい朗読をしてくださったななつきぐものお二人、そして初イベントに参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!
ちなみに、ななつきぐもは普段3人で活動されています。今回は、スペースの問題もあり、西村さんと高本さんのお二人にお願いしましたが、もう一人忘れてはならないのが、唯一の男性メンバー小鳩さん。実は、昨日の朗読会の終了後、びすこ文庫に来て下さったのですが、ぜひ今度は小鳩さんも一緒に何かやりましょう、とお約束しましたので、小鳩ファンの皆様、しばしお待ちを。
また、西村ゆりさんの詩集も、昨日再納品してくださいましたが、1冊1冊手作りのため小部数しか発行できず、すぐに完売。幻の詩集と呼ばれています^^ また入荷しましたら、お知らせいたしますね。
幻の西村ゆり詩集 |
というわけで、内心どたばたの初イベントが終了したわけですが、次は何をやろうかなー、と考え中です。実は、店内中央の棚を、可動式にする計画も進行中。あれが動かせれば、スペースも広がって、やれることも広がるなぁ、と妄想が膨らみます。また決まりましたら、こちらでもお知らせいたしますね。
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