奈良の大門玉手箱(一箱古本市+α)へ、遊びに行ってきました。
今回は、箱主ではなく、客として行ったのですが、なんと、開始の11時から終了の16時まで、ずっと居座ってしまいました^^; そのくらい、居心地の良い空間だったんですね。
店主さんたちとお話をしながら、ひとつひとつ箱を見させていただいていたら、気付けば本を2~30冊も購入していました。自分でもびっくり。最近は、仕入れだと自分に言い訳をして、本を買うことに歯止めがきかなくなってきてる気がするなぁ。
そのあとは、先日の天神さんで一箱古本市でご一緒したブックスダカラさんの箱の所に、店主でもないのに居座って、お客さんや店主さんたちと楽しくお話をしていたら、あっという間に終了時間に。お客としてもたっぷり本選びを楽しんで、店主気分も味わってしまったという、二度おいしい古本市でした。こういうことを許してくださる、いい意味でゆるさ満点の大門玉手箱。クセになる人も多い、というのもうなづけます。本以外にも、+αの手作りの品がかなりの存在感で、それもまた魅力の一つですね。そのおかげで、いろいろな手作り作家さんとの出会いもありましたし。
あ、それと、ミジンコブンコさんの出されていたキーマカレーがめちゃくちゃ美味しかった!この屋号でカレー屋さんとは、たまげました(お店には本が沢山あるそうです)。
主催のぼちぼち堂さんとも、たくさんお話できて良かった。この方のお人柄で、大門玉手箱は、これほどの回数を重ねて、続いてきたのだろうな、と実感しました。
2013年は、8回開催されているそうなので、機会があれば、出店もしてみたいな。次回は9月28日(土)の開催だそうですよ。ゆる~い古本市から始めたいという方(何度もいいますが、いい意味で、です)、玉手箱、おすすめです!
*びすこの読書ノート*
「マレー蘭印紀行」 金子光晴 中公文庫 2004
美しい。この一言につきます。だけど、たまらなく悲しい。美しすぎると、人は悲しみを覚えるものなのでしょうか。
この「マレー蘭印紀行」は、詩人の金子光晴が、東南アジアを旅した紀行文ですが、私はこれまでどうして金子光晴を読まずにきたのか、と激しく後悔しました。
これからだって、遅くない。この人の、美しい文章をたくさんたくさん読もう。
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