2013年6月3日月曜日

ふたたび長岡京へ

最近、京都づいてます。今日は、先日の「天神さんで一箱古本市」でご縁のできた方へ会いに、長岡京へ。

JR長岡京駅に着いたら、まずは恵文社バンビオ店へ。バンビオ店へ行くのは初。思った以上に良かった(失礼か)。最近、大幅にリニューアルをされたそうで、以前のお店を知らない私には比べることはできないけれど、今の感じはかなり好きです。リニューアル前後を書いた文章もいい。応援したくなります。大きな都市ではなく、地元の街にああいう本屋があったらすごく嬉しいだろうな。本の並べ方なども、まだ試行錯誤中のようだけど、それがまた、これから発展していく可能性を感じられる良い本屋さんでした。(今月15日開催のミシマ社トークイベント@恵文社バンビオ店も、参加予定で、ものすごく楽しみ^^)

それから阪急長岡天神の方へ、てくてく。本日のメインイベント、カフェグランパへ。阪急の駅から見えるくらい駅チカで、すごく良い場所。カフェでは、すっかりくつろいで、3組くらいお客さんを見送って、長居。ここが今月18日で閉店してしまうなんて、とっても寂しい。今日初めて行ったくせに、だけど。常連さんらしきお客さんたちとの会話も楽しく、和やかで、地元のお客さんに愛されてきたお店だということが、よくわかる。その上、びすこ文庫に本の寄付までしてもらった。涙出そうです。

これからも、一つ一つのご縁を大切にしていこう。


*びすこの読書ノート*
「ベルカ、吠えないのか?」 古川 日出男 文春文庫 2008
“これはフィクションだってあなたたちは言うだろう。
おれもそれは認めるだろう。でも、あなたたち、
この世にフィクション以外のなにがあると思ってるんだ?”

しびれます。古川日出男の疾走感溢れる、言葉のリズムに、ビートに、しびれまくりです。かっちょええ。しかも中身は、“20世紀=戦争の世紀”を描くという超硬派。古川日出男が描くなら、これまで不勉強だった国際紛争なんかも勉強しちゃうよ。だって知ってた方がかっこいいでしょ?なんて思ってしまう。あとがきを読んで知りましたが、ZAZEN BOYSの向井秀徳が激賞し、二人で共演までしているんですね。なるほど。ナンバーガール時代に見た向井さんのライブ、カッコよかったもんなぁ。納得、納得。

“ボリス・エリツィンに捧げる。
おれはあんたの秘密を知っている。” 

おぉ。







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