読書の秋の、9月・10月は、関西でも本当にたくさんの古本市があります。
まず先陣を切るのは、大阪・堂島の“本は人生のおやつです!” さんの一箱古本市。
①9月7日(土)~15日(日)
「3周年だよ 本おや1箱古本市!!」
http://honoyatsu.web.fc2.com/
古本屋以外にも、出版社も参加するこの古本市。晴れたら10日のみ屋上カフェもあるそうですよ。
お次は、手前みそですが、神戸・岡本FARM HOUSE CAFEでのABC古本市。
②9月9日(月)~18日(水)
「びすことあなたの A(art)B(book)C(cafe)~神戸古本市 & こしょこしょ展~ 」
http://www.biscobunco.com/
上記、本おやさんの古本市期間とがっつりかぶってますが、大阪⇔神戸なんて、近い近い。是非是非、古本市のはしごをお楽しみください。
そして、この秋の一大イベント、大阪・梅田ロフトの“約100人のブックカバー展”。
③9月13日(金)~10月8日(火)
「約100人のブックカバー展 in LOFT UMEDA」
http://bookcoverten.com/
「こんな本屋さんがあったらいいなぁ」と考えた「架空の本屋さんの、架空のブックカバー」の展覧会です。気に入ったブックカバーはその場で購入が可能。その他、本にまつわる様々なイベントが盛りだくさんです。びすこ文庫は、会場の一角に設置された古本市に出品します。関西の今が旬の古本屋が集まった古本市ですよ!
最後に、秋は山が綺麗な季節でもあります。神戸・摩耶山で、一箱古本市が開催されます!
④10月6日(日)
「やまのうえの一箱古本市」
http://d.hatena.ne.jp/worldends-garden/20130902/1378126620
空気と景観ののいい摩耶山の上で、ピクニック気分で古本市をやりましょう!というイベントです。びすこ文庫も参加予定。お客さんとの交流も、今から楽しみです。
【9/10 追記】
関西で開催の古本市、増え続けています。なので、追記です。
⑤10月13日(日)
「おでかけ大門玉手箱 番外編」 @滋賀県多賀町
http://tamatehako.exblog.jp/18485960/
我が故郷、滋賀県でも一箱古本市が開催されます!奈良で、大門玉手箱を月一で開催されている、一箱古本市の大ベテラン、ぼちぼち堂さん主催です。「博物館」と「図書館」と「玉手箱」が一緒になった、全国でも珍しいイベント。この機会に是非滋賀へ足を運んでください。
⑥10月20日(日)
「enbokの一箱古本市@東谷ズム」
http://enbok.exblog.jp/21029508/
古本市以外にも、近隣のかわいいものやおいしいものが集まる「里山マルシェ」アートが集まる「NOMAMISE」の他、講談、浄瑠璃、ライブ等盛りだくさんのイベント。
びすこ文庫も、出来うる限り参加する所存です。
その他にも、まだまだ沢山、本のイベントが開催されます。読書の秋に、芸術の秋。みなさん、この秋を思いっきり楽しみましょう!
*びすこの読書ノート*
「幅書店の88冊~あとは血となれ、肉となれ。~」 幅允孝 マガジンハウス 2011
“本の遅効性だ。僕たちが本を読むことによって備わる、自分の中のひきだしのようなもの。”
最近、幅さんづいてる私ですが、やっぱり幅さんいいですね。
“本の遅効性”。
いい言葉です。なにかと即効性、即時性が求められる時代に、すぐに効果が見えないからこそ、本は、各々の奥深くに働きかけるすばらしい媒体だと思います。
“読んだ本の数よりも、読書にあてた時間よりも、読んだものがどう自身の中へ血肉化するかの方が大切だと思える。”
それぞれの人のスピードで、タイミングで、読みたいように読めばいいんじゃないでしょうか。
ちなみにここで紹介された本の中で、私がまず読みたいと思ったのは、最後に紹介されていたエリック・ホッファーの「波止場日記」。
“体を動かし続けることで、はじめて辿り着ける思索がある。何気なく過ごす毎日の労働は芋づるのように何かを導く。”
肉体労働の大切さを、改めて感じます。頭でっかちではない、バランスの良い人になりたいです。
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